2023年03月10日
令和5年 第9週(2月27日~3月5日)
☆定点報告疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点92,小児科定点54です。
・第9週の定点把握対象疾患の総報告数は939人で,前週より58人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【感染性胃腸炎(開始20.0,終息12.0)】:鹿屋(14.40)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
該当なし
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第 9 週の感染性胃腸炎の報告数は 475 人で,前週より 14 人多く,定点当たりの報告数は8.80 であった。
年齢別では,2歳(73 人),1 歳(67人),3 歳(66 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(16.69),鹿屋保健所(14.40),指宿保健所(13.50)の順に多い。
(2)インフルエンザ
第9週のインフルエンザの報告数は355人で,前週より32 人少なく,定点当たりの報告数は3.86 であった。
年齢別では,10~14 歳(113 人),6 歳(29 人),7 歳,8 歳(それぞれ 25人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(8.22),鹿屋保健所(4.63),加世田保健所(3.67)の順に多い。
(3)RS ウイルス感染症
第9週のRSウイルス感染症の報告数は50人で,前週より8 人少なく,定点当たりの報告数は0.93 であった。
年齢別では,2歳(14 人),0~5 ヶ月(13 人),1歳(10 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,出水保健所(2.67),川薩保健所(1.50),鹿児島市保健所(1.46)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年3月10日更新)