2023年04月07日
令和5年 第13週(3月27日~4月2日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ定点90,小児科定点52です。(通常より各2 減)
・第13週の定点把握対象疾患の総報告数は514人で,前週より212人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所 該当なし
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 該当なし
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
第13 週の感染性胃腸炎の報告数は262人で,前週より117 人少なく,定点当たりの報告数は5.04 であった。
年齢別では,2 歳(36 人),1 歳,4 歳(それぞれ34人),3 歳(26 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,加世田保健所(10.33),鹿児島市保健所(9.77),鹿屋保健所(6.00)の順に多い。
(2)RS ウイルス感染症
第 13 週のRSウイルス感染症の報告数は 82 人で,前週より 9 人多く,定点当たりの報告数は1.58 であった。
年齢別では,1歳(32 人),6~11 ヶ月,2 歳(それぞれ16人),0~5ヶ月(11 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,名瀬保健所(5.33),大口保健所(3.00),鹿児島市保健所(2.62)の順に多い。
(3)インフルエンザ
第13 週のインフルエンザの報告数は102 人で,前週より88人少なく,定点当たりの報告数は1.13 であった。
年齢別では,10~14歳(15人),6歳(12 人)30~39歳(11人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(2.39),出水保健所(2.00),伊集院保健所(1.20)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年4月7日更新)